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2016年8月25日 (木)

帰省メモ:伊予灘のこと

盆休みに妻子を連れて愛媛県八幡浜市に墓参帰省しました。 せっかくですので、色々懐かしかったことなど書き残しておこうと思います。 まずは、伊予灘のこと。

今、車で松山から八幡浜へ行くには、 内陸を走って、 内子-大洲-夜昼トンネルがメインルートとなるでしょう。 が、私のお気に入りは、 伊予灘にそって長浜-瞽女ヶ峠バイパスを通るルートです。

伊予市を出て、 予讃線の旧線沿いに三秋信号所跡の峠を越えて伊予灘に出ると、 そこから磯崎まで、のたりとした伊予灘が延々と続きます。 こんな感じ。

伊予灘

私はこの伊予灘のとぼけた風情が好きです。 途中の下灘駅は青春18きっぷのポスターになったりしてますね。 そういえば、 下灘駅を通り過ぎる際に、 ちょうどJR四国の観光列車の「伊予灘ものがたり」が駅に停まっていました。 この列車もいつか乗ってみたい。

伊予灘ものがたり

海沿いに走っていると、 そのうち沖に青島が見えてきます。 最近では猫の島として有名です。 私の母親が一時期ここの小学校の先生をしていたそうです。 もう半世紀前の話です。 小学校はとっくに廃校になっています。 (車の窓にティッシュの箱が映り込んでいるのは気にしない)

青島

今でこそ海沿いに二車線のきれいな道ができていますが、 これは海岸を少し埋め立てて造ったもので、 予讃線のすぐ脇が海でした。 串駅の先の川とか、河口が大きく山側に入り込んでいて、 汽車が海の上の橋を渡るような感じだったなあ。

そういえば、この「串」という駅名、 子供の頃めっちゃかっこええと思っていました。 しかもこの駅、 短いプラットホームが無造作にあるだけの無人駅です。 こういうあまりにしょぼい無人駅はこの辺りにいくつかありますが、 こいつらは駅名表示板でも一人前扱いされていませんでした。 例えば、下灘駅の駅名看板は今でこそこうなっていますが、

下灘駅

Wikipedia 下灘駅より

国鉄時代は次の駅が「きたなだ」でその下に括弧書きで「(くし)」と書かれてました。 正規の駅と見なされていなかった。 そういうところもたまらなかった。 高野川とか西大洲とかもそんな扱いだったはず。 市坪もそうだったっけな。

長浜は、 国鉄時代、伊予市から大洲までの間での唯一の急行停車駅でした。 今は青島への港であることと、肱川あらしが有名でしょうか。 むかし、竜宮城を模した風情の水族館があり、 行ったことがあります。 売店で海ほうずきを50円で買った覚えがある。 調べてみたら昭和60年に閉館していました。 今は長浜高校がなんやら活動しているらしい。

ながこう水族館は、 大洲の竜宮城!

(そういえば、長浜は今は大洲市なのか)

長浜から先は肱川を遡って大洲へ向かう予讃線(旧線)と別れて、 さらに海沿いを進みます。 そのうち遠くに伊方原発が見えてきます。 この写真だとちょっとわからないか。 遠く霞んでいるあたりにあるはず。 この日、 ちょうど原発再稼働の日だったらしく、 色々騒いでいたらしい。

櫛生あたり

このあたり、 青っぽい岩がよくあります。 こんな感じ。

青い岩

こういった岩は中央構造線沿いに分布しており、 きれいなやつは「伊予の青石」として庭石にしたりします。

で、喜木津の手前から瞽女トンネルに入り、 宇和海側へ抜けます。 この瞽女トンネルができる前、 瞽女ヶ峠を越えるのが大変でした。 なので、八幡浜へは大洲経由がメインルートだったのでしょうが、 このトンネルができてから、 時間的にはそんなに大きく変わらないんじゃないかな。

私が子供の頃、 四国の国鉄線はすべて非電化で、 急行がメインの長距離列車でした。 予讃線の特急は「しおかぜ」が日に3往復だけだった。 で、松山を越えて宇和島方面へ行く急行といえば、 急行「うわじま」でした。 国鉄色のキハ58系ですよ。 わたしのtwitterアイコンはこの「うわじま」のヘッドマークです。 (ちなみに、このアイコン、写真ではなく、ペイントブラシで描いた図形です。 十年ほど前に何の気なしに描いてみたら意外とそれらしくできたので、そのまま使っています)

当時、 予讃線はまだ内子経由のルートができておらず、 この海沿いの旧線が本線でした。 足場が悪いせいか、 この旧線を「うわじま」は時速40-50キロくらいでとろとろと走ります。 伊予市から次の停車駅の長浜まで、30分かかっていました。 これ、「うわじま」全線で最長区間じゃないかな。 さらにその後、長浜から大洲まで25分くらいかかります。 子供の頃は、帰省のたびにこの区間が死ぬほど長く感じていました。

ところが、 今となってはこの風景が原体験のように刷り込まれており、 急行「うわじま」がリバイバル運転された際の前面展望DVDなど買い込んでいて、 なんか気分が落ち込んで調子が悪いときに虚ろな目でだらだらと見ていたりするのです。

PC303 リバイバル急行「うわじま」(DVD2巻組作品)

子供の頃はこの30分が苦行だったのに、 今はそれを好んで延々見ているわけですよ。

久しぶりにそのルートを走って、懐かしかったです。

週末元気があれば、 宇和海側のことも書きたい。

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