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2016年5月26日 (木)

de:code 2016雑感

今年も予算をなんとかしてde:code 2016に行ってきました。 会社にはまじめなメモを書くんだけど、 ここでは雑感など。

全般

例年通り、 スーツ率低めのお祭りで、楽しかったです。 開発者視点で近い将来の話が楽しくできるのはいいですね。

twitterとかでコミュニティな人たちが楽しそうにがんがん呟いているのを眺めながら、 その他大勢に混ざってうろうろしてました。 実況とかとてもできないしさ。

びわの木

会場(ザ・プリンス パークタワー東京)への道の途中にびわの木が色づいていまして、 そういえば去年も色づいていたなあ、と思って写真を撮りました。 (この記事、写真はこれだけです)

びわの木

キーノート

言うべきことにはすべて触れていて、うまくまとめているなあとは思いますが、 実は微妙に物足りなくて、なんでかなと考えるわけです。

去年のメモを見ると、 今年と同様に二部構成で、 前半はクラウド、後半はデバイスでした。 私には前半のトヨタの事例が一番インパクトありましたが、 他も豊富な事例をもとにしたデモが色々あり、興味深かった。

今年も二部構成なんだけれど、 焦点がぼやけている感じ。特に前半。 今になって考えると、私としてはBuild 2016で出た技術についてのメッセージを聞きたかったのかなあ。 しかし、それは新CTO(榊原さん)の顔見せっぽいパートでざっと触れられただけでした (Cognitive Serviceは後半でもう一度でてきたけど)。 HoloLensも事例とも言えないJALのイメージビデオだけだし。 CEOじきじきのお出ましも、 いつも通りわかりやすい口調で丁寧に説明していましたが、 スピーチ内容は今シーズンの定常ネタ + 日本固有部少し(りんなとか)という感じでした。 が、まあ顔を出しに来てくれたということが大事なのでしょう。 あー、でも、2014年秋のde:code special editionにやってきて、 開発者と同じ部屋でざっくばらんに話していた姿を思い出すと、ちょっとさみしい。

ちなみに、ナデラはんはこの後、 スタッフを激励し中学校のプログラミング授業を見トヨタの社長と会談し(ネクタイしめてるよ)その後東南アジア歴訪だそうですよ。 次の日はタイで講演とか。 えらい人は大変だねえ。

後半も面白いんだけど、 後から見ると機能紹介を並べただけみたいになってたなあ。 あ、でも、ロボティクス関連は新しいか。

セッション

今年は同じ部署から複数人を送り込んだこともあり、 Azure/.NET/Visual Studio系はほかの人にまかせて、 DevOpsとAI関連を主に聞いてました。 それでもセッション数が多くて、 聞きたいのがかぶって色々迷いましたが。

AIについては、 Cognitive Serviceは面白いんだけど、 それを実現する元になっているDeep Learningの話は無いのかなあと思っていたら、 最後の方のセッションでそれらがちょっと出てきました。

りんなのセッションでは、 りんなのどこにDeep Learningが使われているのかの話がありました。 セッションでの言及から言語処理学会の年次大会で発表された論文も見つけたし、 これを起点に勉強してみます。 この論文の筆頭著者でもあるWu Xianchaoさんが、 このセッションでりんなのテクノロジー部分を説明してた人ですね。

ところで、セッションスピーカーの砂金さんは「一説には」として、 「りんな」という名前の由来は"RNN"(りんなで使われているニューラルネットワークの技法)と開発者の坪井一菜さん(キーノートでりんなのデモした人)の名前の"Kazuna"をマージしたものだ、と紹介していました。 同じくスピーカーだった坪井さんは否定していましたが。

あと、続くDBP-014で機械学習系の事例を紹介しており、 その中で紹介程度ですがCNTKが出てきました。

DevOpsは… 牛尾さんのブログは大好きだし、 セッションに来ている人はすごいし、 話聞いていると確かにそうなんだけど、 前途多難だなあ、と思うわけです。 本格的にサービス主体に移るつもりなら、 DevOps体質にならねばやってられないのは明らかなんだけど。 なんかね、キーノートでの伊藤かつらさんの「DevOpsと聞くと踊りだす人」というポジティブ表現が肺腑をえぐるのですよ。 まあ、熱量をためこみつつ、あきらめずにやっていきます。

エキスポ

今回は、redhat、GitHub, JetBrainとか、 今までは少し「別世界」にいた会社が出展していました。

一方、大手総合ITベンダーは完全に消えました。 去年はかろうじて富士通が残っていましたが、 今年はいませんでした。 単なるタイミングの波であればいいんだけど、 もし、ここへの出展が効果をあげていないとの判断だとすると、 従来型SIがタコツボ化しつつある兆候のような気がして不安。

あと、2010年頃まで、 こういう展示会にはでかいサーバーがでーんと置かれており、 わたしらは「冷蔵庫」とか呼んでました。 クラウド時代になって、 そういうのが消えたなあ、と思っていたら、 Dellが久々に置いていましたね。 多分、 Azure Stackを想定したものなんでしょう。

Windows 10 Mobile。 去年はまだIS-12T使ってましたよ。 MADOSMAの実機展示があって色めき立ったのが去年のde:codeで、 今年はといえば、10機種ほどの実機が並んでいるわけですよ。 感無量です。

もしContinuumサポートする機種が買えるならどれがいいかなあと触ってみました。 NuAns NEOに心惹かれはするけど、MADOSMA Q601かなあ。 私はどうやら多少大きくても薄いほうが好みらしいのと、 MADOSMAの中の人に絶大な信頼を持ってしまったので、 この人がいる限り継続的にアップデートされていく(はず)のWindows 10でも 動かなくなることはないだろう、と勝手に思っているからです。

唯一困るのは、ポケットに入らなさそうな大きさであることかな。 私はスマホをポケットに入れておきたい人なのです。 今のQ501ですら胸ポケットからはみ出しているからなあ。 気にせずそのまま持ち歩いているけど。

その他

「配給券」は今年はなし。 自己申告で1日にドリンク2本、ミスドのドーナツ3個まで。

弁当は例年通り、だったと思う。 去年の忘れた。

WiFiはつながるようにはなった。苦し気な時もあるけど。

ちょまどさんのステッカーは入手できず。 一回すれ違ったんだけど、 「あっ」と思って振り向いたらもはや人ごみの中。 毎年のことだけど、 あの通路の混雑どうにかならんものだろうか。

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